レモンマートル
2012年 11月 02日
私の大切なレモンマートルの鉢が転がっていました(泣)
そういえば、寒さにも弱いのに出しっぱなしにしていた自分を反省しつつ
店内に取り込みました。
小さい苗から鉢を植え替えながら2年ほど育てています。
普段は外に出しっぱなしですが、冬には室内に入れます。
昨年は1年中室内に置いていたので、早春にお花がちらほら咲きましたが
今年は春から外に出していたので、初夏に花が咲きました。
白いかわいいお花です。
じつは蕾もかわいくて、白くて丸い蕾がたくさんつきます。
はじめはこれがお花なのかなっと思いましたが、
その後、花火のようにパァーッと開いたお花もまた実にいいんです。
このレモンマートルもハーブの仲間です。
精油にはなっているので、アロマに興味のある方は知っているかも?
ちなみに、マートルの精油は私は日本ではあまり目にする機会が
なかったのですが、フランスではやたらマートルばかり目にしました。
Myrtle ってなんですか???と初めはとっても気になって、
初めて見るものは勉強のために買うというスタンスで生きているので、
日本に帰ってよく見たら、違う精油メーカーのマートルばかり4、5本
くらいも買っていて、びっくりしたことがありました(笑)
最近ではちゃんと日本でも目にするようになりました。
ただ、マートルとレモンマートルは香りも違いますし、植物の姿も
全然違います。
同じフトモモ科ですが。どちらかというと、ユーカリに近い感じです。
マートルは日本ではギンバイカと言われていて、植物が好きな方には
なじみがありますよね。ギンバイカの方は函館でも冬越しできます。
このレモンマートルはレモンの香りがとってもさわやか。
春に新芽がどんどん出てくるのですが、その時はちょっと葉に触っただけでも
ぷんぷんレモンの良い香りがして、ウキウキします。
大きくなって、葉も固くなると、もう触ったくらいではレモンの香りはしなくなります。
でも、何かのおりに(傷んだ葉を取り除いたりそする時)葉をちぎると
良い香りがプーンとたちこめます。
「レモンよりもレモンらしい香りがする」と言われるそうですが、まったくだな
っと実感します。
蕾の写真も見つけました。これは早春の頃の蕾です。
レモンマートル
フトモモ科・学名 Backhousia citriodora
原産国 オーストラリア
函館では冬越しできないので、鉢植えで育てて、冬には室内に取り込みます。
オーストラリア原産のユーカリやティーツリーと同じ感じ。
木ですので、だんだん大きくなってきます。成長に合わせて鉢も大きくして
あげると、水やりなどの管理も楽になります。
基本的に冬場の室内での乾燥には注意。
ティーツリー、ユーカリ、オリーブ、月桂樹。どれも、冬場に室内でダメに
してしまう人が多いのですが、だいたい乾燥です。
日照時間も少なかったり、寒かったりで、植物自体のリズムとしては
なんとなく冬眠モードで、根の勢いもなくなり、水の吸い上げる力は
抑え目ですが、暖房をたいている室内では葉からの蒸発ばかりが
激しくて、水分のバランスが上手くできなくなってしまいます。
人間でいうと、寒くて水物はちょっと。。。 だけど、お肌が乾燥でがびがびだわ。
みたいな感じでしょうか。
ですので、私はこまめに葉に霧吹きをかけたり、洗濯物をそばに干したりして
乾燥対策に心がけています。