スウェーデンの”ローゼンダールガーデン”①
2013年 02月 23日
スウェーデンのローゼンダールから得ました。
一番のモデルは”大草原の小さな家”のオルソンさんのお店なんですけど。
私、子供の頃から土曜日の6時は何があってもTVの前に座り、
食い入るように この大草原の小さな家を見ていました(笑)
そして、この生活が私の理想になったのですけれど
もし、お店を作るんだったら、こんな風にしたい!っとオルソンさんのお店を見ていました。
それは、もうすごい大昔のことだったのですが、お店が出来上がってから
DVDが出たので見てみたら、オルソンさんのお店と似ているところばかりで
びっくりしてしまいました(笑)
お店のリフォームを始める時、だいたいのお店のデザインはまとまっていたのですが
なんとなくコンセプトがまだボンヤリとしていました。
その時、以前から雑誌や本で気になっていたスウェーデンのローゼンダール。
自然なたたずまいが、作りこんだ庭園とも違うナチュラルな雰囲気をかもし出していて
とっても気になりました。
これはもう実際に行ってしまおう!!と急遽スウェーデンに行きました。
場所はストックホルムの中心街からバスに乗っていく、ユールゴーデン島にあります。
バス停から小道をずーっと歩いていくと
4つの温室が並んだメインプレイスに到着します。
時期は3月の末でしたので、まだ外のお庭に植物はありませんでしたが
球根のポット苗がたくさん並べられていました。
温室の中は春のお花で花盛りでした。
でも、決して季節に合わない特別なお花などはないのです。
ちょうどその時期に咲くお花だけ
でも、というか、だからこそ、どのお花も生き生きとしていて、健康そうに
ピカピカ光っていました。
この光景を見て、「あーなーんだ。これでいいんだ。」と心が軽くなりました。
奇をてらったものや季節外れのお花を珍しさで並べるのではなく、
ちょうど良い時期の物を普通に売ればいいんだ。
それが、肩に力が入らない自然のリズムにそったスタイルなんだ。
だからこそ、植物もストレスがなく、お手入れも行き届いていて、ピカピカなんだ。
と思いました。
この時、私のお店はコレでいこう!と思いました。
自然のリズムで。自然だからこそ生き生きとした植物たちのあるお店。
また、ちょっと長くなってきましたので
明日に続きます。