選ぶということ
2013年 03月 19日
それを受けて
選ぶ ということって、簡単なようで簡単ではないですよね。
私は選ぶために、選ばないものも見ることにしています。
だって、そのことも知らなかったら、選べないじゃないですか?
頭の中で、”こっち”と”あっち”と、どっちが自分の良いことなの?と思ってみても
いつまでたっても私には分からないので。
上手に生きている人って、きっと、良いものばかりを上手く判断して
選らんでいける人なのだと思います。
そういうのって、すごいなーっと思うのですが。。。
私はどちらかというと、不器用なタイプなので、
だから、選ぶ ために、ものすごいお金も時間もかけてきました(笑)
自分でもバカだなっと思いますけど。あえて、失敗をしてみるリスクをかけてみます。
どっちもやってみて、やっぱりこっちとか、どっちも違うと思う時もあります。
どうして、そんなことを思うようになったのかと言いますと。
21歳の時に働いた会社は外資系の会社で、その営業は完全歩合制でした。
だれもが、口をそろえて、「それはダメだよ。うまいこと言ってるけれど、
契約とれなかったら収入0だよ。」「ぜったいやばい」
「上手くいきっこない」と言いました。
私だってそう思いました、でも何となくやってみたくって、本当にみんなが
言うようにダメなのかも、ちょっと見てみたくなったのです。
案の定、激しく厳しい職場で、普通の感覚はまったく適用されない世界でしたが
その1年目の年収は900万でした。
100人の人が100人とも「上手くいきっこない」と思っている事でも
そして、自分自身でさえ、「どうなんだろう?」と思っていることでも
やってみないと分からないのかも?と、この時思いました。
その時から、回り道になるかもしれなくっても、見てみたくなってしまいました(笑)
みんなもダメだと思うことの先を
sola og planta をopenさせる時、ものすごく怖かったです。
なぜかというと、今回は失敗したら、自分だけの責任ではなく、
親にも迷惑をかけるということ。
今までは私のお金でしてきたことですから、失敗しても私の貯金が減るだけですが
今回は親の会社のお金です。
それはそれは怖かったです。
こういう趣味的なお店は東京なんかの様々なお店が成り立つ都市では
まだありかもしれないけれど、地方ではどれだけ受け入れてもらえるのだろうか?
会計事務所の人にも、「みんなだって本当はこういうお店やりたいと
思っているんですよ、でも、それではやっていけないんです。」と言われました。
まったくだ、と思いました。
でも、その先を見てみたくて。
私が選んでみた世界をどれだけの人が共感してくれるのか?
だから、せめてお店に置く商品を選ぶ時、そして、それをどこにどう置くか
たくさんある植物の苗をどう選ぶのか、そしてその植物をお世話して
お客様にどのような状態で売るのか、
そういう選択だけは自分の思いにしたがって、大切なメッセージが
必要な人に、ちゃんと届くようにと思ってやることにしています。
売上的にはやっぱり、会計事務所の人の言う通り、まだまだ全然です(笑)
笑っちゃうくらい。でも、すっごく喜んでくれる人は確実に増えていると思うし
「私が好きだと思うお店はみんななくなっちゃうの、だから、絶対やめないでね。」
などと言われると、苦笑いですが
函館にも一人くらい、こんなバカな人がいてもいいのかなっと思っていましたが
どうやら、結構、函館にもこういうバカな人(失礼)は多いようですね。
同級生のこの友人と久しぶりに会って、語りをいれましたら、同じ類の人種だなっと
思いましたし、どうやら彼の周りにはそういう人が多いようなのです(笑)
それなら、函館もこれから、楽しいことになりそうっと
ちょっぴり勇気も出て、楽しみにもなってまいりました。
また長くなってしまいました、いつもありがとうございます!!