ワイルドストロベリー

ハーブの中でもワイルドストロベリーはちょっとハーブらしからぬ感じですが
お庭に植えても、冬越ししますし、寄せ植えに使っても、かわいらしいですし、
鉢植えでお部屋でハーブを育てたい方にもお勧めできます。

四季成りですので、年中お花が咲いて、実が付きます。
株も充実して、大きくなりますと、結構大きな実がなります。


私はお庭に植えていますので、実がなると、少しずつ収穫して、ひとまず冷凍しておきます。

ブルーベリーやラズベリー、ブラックベリーなんかも
一斉に熟してくれるわけではありませんので、熟したものから収穫して
冷凍しておいて、ある程度たまってから、ジャムを作ります。

ワイルドストロベリーの生の葉は毒性があるようです。

ところが、乾燥させた葉はハーブティーにできるのです。
おもしろいですね。

ですから、葉は生では食べないで、もし、使いたい場合は
しっかり乾燥させてお使い下さい。


赤い実は甘酸っぱくて、おいしいですよ。


ワイルドストロベリー
学名　Fragaria vesca
バラ科・多年草

別名　ウッドストロベリー。
函館でも簡単に外で冬越しできます。
株はどんどん大きくなり、ランナーでも増えていきます。

取り残した実が地面に落ちると、いつのまにか新しいイチゴの子供ちゃんも
出てきます。赤い実の表面にあるツブツブがタネです。

実はそのまま食べたり、ジャムにして。鉄分やカリウムが豊富、
ビタミンCも含まれています。果実をつぶしたものをフェイシャルパックに。
日焼けによるほてりを鎮めたり、そばかすにも効き目があります。

ハーブティーとしては収れん作用があるため、化粧水代わりにお肌につけると
脂性肌の方もさっぱりと、引き締めてくれます。

くせがなく飲みやすいハーブで気分を穏やかにしてくれますが
飲用する場合は十分葉を乾燥させるようにしてくださいね。