タイム色々
2013年 04月 23日
お料理にも使えて、外で植えっぱなしで、冬越しも出来るタイムは中々優れものです。
背丈も低めで、広がりますので、グランドカバープランツとしてもおススメ。
一番一般的なのはコモンタイム。
お料理に使いたいという方にはこちらをおススメしています。
収穫は年中、好きな時に。生でサラダに混ぜても、乾燥させて煮込み料理に加えてもOK。
イタリアンパセリやローズマリー、セロリの茎などと一緒にタコ糸でしばって
スープや煮込み料理に風味づけにくわえるのも定番の使い方です。(ブーケガルニ)
下ごしらえの時に、お肉にまぶして香りづけをするのも、お手軽ですし、オリーブオイルに
一枝漬け込んでおくとタイムの香りの付いたオイルが簡単に作れます。
ハーブティーとしても消化促進、殺菌効果がありますので、食後のお茶として飲まれても
すっきりしますし、私は風邪をひきそうな時によくタイムのお茶でうがいします。
咳のひどい時(特に痰のからむ咳)などにもタイムのお茶は良いですよ。
咳の出る風邪をひいて、喉の痛い時などにはタイムやマロウのハーブティーに
ハチミツを入れて飲んでます。
効能的にはコモンタイムがオールマイティーで良いですが
その他にも、レモンの香りのレモンタイム
寄せ植えのアクセントにぴったりなシルバータイム
グランドカバープランツとしては這って増えていく、クリーピングタイムがおススメです。
クリーピングタイムには赤花と
白花もあります
お好みで選ばれると良いですよ。
コモンタイム
学名 Thymus vulgaris
シソ科・常緑小低木
函館でも冬越しできます。コモンタイムは中心を軸にまあるく広がります。
どちらかというと、肥沃な花壇みたいな場所よりも、道のふちなどの、ちょっと過酷そうな
場所に植えたものの方が上手く育ってくれたりします。
水はけの良い土、日向が好きです。秋には収穫もかねて、半分くらいまで切り詰めて
落ち葉などをかけておくと、翌年の姿がきれいです。
グランドカバープランツとしてなら、這って増えていくクリーピングタイムがおススメ。
本来はうすピンクのお花ですが、赤や白のお花の品種もあります。
クリーピングタイムもお茶に出来ます。
どちらかというとアルカリ性の土壌の方を好みますので、植える時には石灰を
少し土に混ぜておくといいかもしれません。
お料理、ハーブティーの他、筋肉痛の時にはお風呂に入れると良いですし、
フェイシャルスチームはニキビ肌にも良いです。
効能 去痰・防腐・殺菌・消化促進・駆風