ペパーミント
2013年 04月 29日
見えにくいかな?分かります?
右がブラックで、左がホワイト。
ハーブティーにはどちらも一応出来ますが、基本的にはホワイトの方です。
ところが、ホワイト、あまり出回っておりません。どこの生産者さんも
ペパーミントと書いてあるのですが、ホワイトかブラックかお尋ねすると、ブラック(笑)
たしかにブラックの方が香りも強いのですが、ハーブティーとしては。。。
ダメではないのですけれどね。。。
しかも、ホワイトの方が ちょっと ひ弱なのか、お店に着くまでの箱の中で
なんか調子が悪くなって、売り物に出来なくなることが非常に多いのです。
ですから、最近ちっともペパーミントホワイトを売ることが出来ません(泣)
今年、食用のペパーミントの大苗を見つけ、喜んで仕入れてみましたら
パッと見はすばらしい苗なのですが、中は蒸れて、べちゃべちゃでした(涙)
立派な株だけに残念です。。。もう一度送ってもらったのですが
そちらも同じでした。
こういうのは、最初の1,2週間はよさそうなのですが、だんだん内側から
枯れこんで、後になってからひどい目にあいます。
一見よさそうなので、うっかりお客様に売ってしまうと、後から
大変申し訳ないことになってしまいますので、入荷時の植物の状態の点検と
運送時のダメージのお手入れは一番真剣にやります。
さて、この苗どうしよう。。。っと思っていましたが、
挿し芽することにしました。そう思って、改めて株を見てみましたら
ホワイトとブラック両方の苗が入っておりました(笑)
株の蒸れにばかり気を取られ、種類は目に入らなかったようです。
ペパーミント
学名 Mentha piperita
シソ科・和名 西洋ハッカ
ウォーターミントとスペアミントの交配種です。
外でも冬越しできます。お庭に植えておくと、ものすごく増えますよ!
ただ、ミント類は大変交雑しやすいので、別の品種を植える場合は
そうとう離さないと危険です。鉢での栽培も難しいです。生育旺盛ですので
他の植物との寄せ植えでは他の植物が負けてしまいます。
また、ミントだけでも、大きくなって、鉢が小さくなると、鉢の中で行き場のなくなった
地下茎がぐるぐるまいて、窒息死してしまうことがあります。(私もやりました。。。)
基本的にはハーブティーとして。
一般的に葉を乾燥させて使用しますが、フレッシュでもおいいしく飲めます。
スーッとする、メントールの香りがすっきりさわやか。
抗菌作用や胃腸の調子を整える作用があります。