ネトルのお花
2013年 05月 14日
ネトルのお花が咲いていました!!!びっくりしました!
今まで、ずっとハーブティーの乾燥したネトルしか見たことがなかったのですが
本物のネトルを手に入れ、お花まで見られるとは、ありがたいことです。
このピロピロっとした感じが、不思議ですね(笑)
毎回、うっかりしてしまうのですが、葉はトゲの様な刺毛におおわれていて
触った後は手がチクチクして、痒くなります。
ネトルの名前の由来が「netele」で、針という意味。だからなのかーっと思っていましたら
ネトルの茎から取れる長い繊維質が裁縫や袋作りに利用されていたからなのだそう。
ちなみに、葉の刺毛にはヒスタミンが含まれています。
長い匍匐性の根が張って、すごく増えるのだそうですが、北海道ではどうでしょうか?
冬越しできるか、ぜひ、今年お庭に植えて、観察をしてみたいと思います。
ネトル(西洋イラクサ)
学名 Urtica dioica
イラクサ科
若い葉と新芽はビタミン、ミネラルが豊富で、、「飲むサラダ」と言われるほど。
鉄分も含まれるため、貧血にも良いです。乾燥させた葉をお茶として飲みます。
浄血作用もあるので、季節の変わり目などに、エキナセアやエルダーフラワーとともに
アレルギー対策や風邪予防に飲まれるのも良いかもしれません。
熱を加えるか、乾燥させると、葉の刺毛はとれます。
生では食べず、ゆでたり、スープにして食べることもできます。
葉は窒素の豊富な肥料にもなります。
アンデルセン童話の”白鳥の王子”にも登場しますね。白鳥にされた王子たちの
呪いを解くために、イラクサでシャツを編むというもの。きっと、手もチクチクして
痛かったんじゃないかな。大変なことだな。などと思います。