ルバーブのお花
2013年 06月 10日
ルバーブは酸っぱいので、生ではおいしいものではありませんが、
茎をジャムにすると、甘酸っぱくって、おいしいジャムが出来ます。
アメリカの本など読むと、ルバーブのタルトが出てきて、なんだかステキー。と
憧れていました(笑)
初めて本物を食べてみたのは、日本に戻ってからでした。
鎌倉にあるジャムの専門店に行った時に、ルバーブのジャムを発見して
うれしくなって、早速買ってみました。「これが、ルバーブかー。」と感心しながら
その甘酸っぱいジャムを食べました。
他にも、リンゴやイチゴとのミックスなんかもあり、ルバーブがそんなに好きじゃない方も
ミックスでしたら、食べやすいかもしれませんね。
最近ではルバーブのジャムを家庭で作られる方が多くなったようで、
お店にもよく「ルバーブの苗ありますか?」とお尋ねがあります。
赤い茎のルバーブは人気があります。ジャムにしても、タルトにしても、見た目が
きれいですものね。味は同じなんですけどね(笑)
ただ、赤い茎の品種は中々手に入らなくて、一応、海外に行くとルバーブのタネを
探してはこっそり持ち帰って、苗作りをしています。
小さいうちは結構赤いのですが、大きくなると緑が強くなるようです。
それでも、赤みが強いものと、緑が強いものとございますので、苗を買う時には
良く見て選んでくださいね。
ルバーブ
学名 Rheum rhabarbarum
タデ科・和名 ショクヨウダイオウ
耐寒性もあり、丈夫で函館でも十分に冬越しします。
高さは1mくらい。フキのような太い茎が中心から伸びます。
2年目から、お花が付くようになります。
だいたい春先に蕾が付いてきます。
ルバーブのタネを取りたい方は、がんばってタネが熟すまでお待ちくださいね。
ただし、お花が咲くと、葉が出なくなってしまいますので、
ジャムを作りたい方は蕾が付いてきたところで、すぐに取ってしまって下さい。
繊維が豊富ですので、便秘の方にもおすすめです。
収穫はいつでも。全部取ってしまうと、株が弱るので、せめて、3,4枚は残して
おくようにしてください。
ぶつ切りにして、お砂糖を加えて、煮ます。すぐに火が通って、簡単にジャムが
出来ます。
ただし、葉には蓚酸(しゅうさん)が多く含まれています。
結石の原因になりますので、葉は食べないようにご注意下さい。
そして、憧れのルバーブのタルト。
こちらは ただ今開店準備中のmoricoさんの作ったものです。
うふふふ。 試作のケーキやお菓子を密かに、時々いただいています。
今から、openが待ち遠しいです。