ポットの宿根草のお花も咲きだしました
2013年 06月 18日
これは何も、売れ残った数を数えて、自分を反省する訳ではありません(笑)
残っている苗の中から、どれをお庭に植えようかと吟味するのです。
私自身も、いまだにお庭づくりの途中。
基本的に私のお庭は”売れ残り、ほったらかしガーデン”なものですから、
自分が植えたいお花を毎年少し多めに仕入れるわけです。
そうして、6月の末か、7月頃に売れ残っている苗をお庭に植えるという訳(笑)
実は私の祖父は花好きで。学校の先生をしていたのですが、戦後
教師を辞めて、この種苗店を始めたのです。
花が好きで始めた人ですから、祖父は自分の植えたいお花を仕入れて、
一番初めに良い苗を必要な分だけ取って、残ったものをお店で売るという大胆な
ことをしていたようです(笑)
私の記憶でも、お店で働いていた姿というより、庭いじりをしていたイメージが強いです。
私はおじいちゃんこでしたので、とにかく祖父の後をついて、一緒に何かしていました。
ですから、血っていうのは怖いのですよ。花なんて、興味ないもん。と思っているのに
やると、出来てしまう。そして、どんどん祖父のような人になっています。
好きなお花や、自分が植えたいものばかり仕入れて、
でも、さすがに、お客様より先に自分が植えるなんてことは出来ませんから
売れ残ってくれるのを待つわけなんですけれど(笑)
さて、宿根草の苗は入荷した時は ただの草みたいなもので、あんまりパッとしないのですが、
そのポットの宿根草も、ちらほらお花が咲きだしてきました。
思わず、かわいー!と心の中で叫んでしまうくらい、かわいいお花がいっぱいなのです。
まずはセントーレア モンタナ。
蕾の時から印象的なのですが、このブルーのお花がなんともたまりません。
年配の方は「矢車草でしょー」と、テンション低めのリアクションですが、私には新鮮です。
ポテンチラ ベルナ ダブルフラワー。
一重の”ポテンチラ トンゲイ”も、黄色いイチゴのお花みたいで、かわいらしいのですが、
八重咲きも、いいでしょー。
這って増えますので、地面に植えたら、どんどん増えて、かわいい黄色いお花もいっぱい
咲きますし、鉢のようなものに植えて垂らしてもかわいいですよね。
マツムシソウの仲間、ノウティア マセドニア
マゼンダ色みたいなお花がひゅーっと伸びて咲きます。
蕾の感じも、木いちごみたいで、かわいいです。
同じ仲間の ノウティア アーベンシス。
キュートなピンク色。
本当は こんな風にお花が咲きだす前に、お庭に植えた方が良いのですが、
お花が咲くと、イメージがつかみやすいですよね。