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ハーブの種苗店
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一番初めに、この部分で理解をしていただけないと辛いです。
完璧な人間がいないように、完璧な植物もないのです。 いいとこどりっていうのは、人工的なものが多いのです。 初めて来られるお客様で、一番多い質問が 「春から秋までずーっと咲いてくれて、ほったらかしでも、毎年出てくるやつどれ?」 です(笑) では、宿根草と一年草の違いってなんでしょう? 一年草はタネから発芽して、成長し、お花が咲いて、タネが出来て、枯れるまでの一生が 一年で終わる草花です。 短い生涯ですので、それは一生懸命お花をたくさん咲かせて、子孫を残そうとします。 成長も早く、比較的長くお花が咲き続けます。 宿根草はその一生が数年と長くなります。冬も根が残って、毎年毎年、成長を続けますので 年々株も大きくなっていきます。 お花が咲くのは短いもので、1日から、せいぜい1週間程度。 まだまだ、来年も再来年も寿命があるわけですから、そんなにがんばって咲かなくても いいじゃないですか(笑) 「あら?もっと咲いているものだってあるじゃない?」という人もいますが、 1つの花の寿命です。蕾がそれぞれ咲いていきますので、株が大きくなって、蕾の数が 増えれば、それだけ、花の期間は長くなりますが、それでも、春から秋までというのは 中々難しい。 リズムがありますからね。 ですから、鉢で寄せ植えするのに、宿根草をとなると、あまりいいことがありません。 そして、せっかく冬越しできる宿根草ですが、鉢植えですと、冬に鉢の土が凍ってしまいますと 根が傷みます。地面に植えている時よりも環境が厳しくて、冬越しできるかは グッと確率が低くなります。 ですから地面が無いので、鉢植えで。という方は基本的に一年草の方が扱いやすいかも しれません。 お庭に宿根草も、1つや2つ植えたところで、緑ばかりを楽しむことになってしまいます。 春咲くもの、初夏に咲くもの、夏から秋にかけて咲くもの。と、色々な種類の宿根草を 植えておけば、おくほど、長い期間お花を楽しむことができますよね。 ただ、小さな玄関前の花壇に、宿根草をとなると、中々難しい。。。 先ほど書いたように、様々な宿根草を植えておけば、それぞれが時間差で次々咲いて くれますが、小さな花壇では数が間に合いません。 それなら、いっそ、一年草を植えた方が、春から秋までお花も次々咲いて、玄関前も 華やかです。 もう少し広いんです。という花壇はもう一工夫。 毎年出てくる宿根草と一年草を組み合わせて植えるという方法です。 ある程度イメージを考えて、自分の好きな宿根草を大きくなっていくスペースを考えながら 植えて、その合間に一年草を加えます。 宿根草の花のない期間も、一年草のお花が補ってくれるので、寂しくないですし、 毎年、全部買い替えなくてもいいですし、今年はパステルカラーで、翌年は白とブルーで などと、雰囲気も変えることが出来て、楽しいです。 そして、植える方々のガーデニング歴が長くなるほど、選ぶお花が変化していきますので、 そういう意味でも、花壇も、お庭も、寄せ植えも、みなさんの知識と技術に合わせて どんどん変化していくはずなのです。 私もガーデニング1年生の時はフランスのジュベルニーのモネの家の花壇を真似して 「ピンクのチューリップの周りにブルーの忘れな草 というのをやってみたい!」 などと言っていましたし、オランダから買ってきた黒いチューリップの球根をお庭の あちこちに植えて、変に黒いチューリップばかりが増えて、迷惑がられましたし、 赤いデージーにブルーのロベリア、黄色のマリーゴールドなんかを寄せ植えして、 ご満悦でした(笑) ガーデニング2年生の時はお庭にヒマワリのタネ蒔いていましたからね(苦笑) でも、それがその時の私の知識の中でのかわいいで、私の理解できる範囲での ガーデニングだったのです。 ですから、無理に背伸びして、自分がかわいいと思わない、お花を選んでみても 使いこなせないですし、手に余ります。 初めての方は そのお花を見て、かわいいなと思うものを、 別にそれが一年草でも、球根でも、ハーブでも良いですから、植えてみると、 きっとそれが、一番その時の自分に向いていると思いますし、やりやすい気がします。 玄人には玄人好みのお花がありますし、ガーデニング歴の長い人は長い人向きのお花が ある気がします。 ![]() ちなみにですが、最近流行の改良種と呼ばれるもの。 従来の一年草のお花をより長く、よりたくさんお花が咲くように、人間が改良したものです。 タネを出来にくくした訳です。ちょっぴり、人工的な匂いがしてきますが(笑) ですから、改良種のお花は普通の草花より、ずーっと長くたくさん咲くわけですし、 季節を問わず咲くわけです。 こればかり植えていると、ちょっと感覚が麻痺してしまうかもしれませんね(笑) ただ、ちょっと手軽に、1株でこんもりと という鉢植えには向いていますよね。 効率の良さを問われる、忙しい現代人向きでしょうか?(笑)
by solaogplanta
| 2013-06-27 09:27
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