セントジョーンズワートのオイル
2013年 07月 24日
このオイルの外用としての効能も、とても優れています。
古くから、セントジョーンズワートはオリーブオイルに生で漬け込んで作るのが
お決まりです、

お花付の上部を収穫。

エキストラバージンオイルに漬け込みました。
このオイルは、太陽にあてながら、2週間抽出するのですが、

オリーブオイルの黄色の色が
だんだんと赤くなってきます。

この赤いのがヒペリシンです。
セントジョーンズワートは別名ヨハネの草と言われ、それはこのハーブから出る赤い汁が
ヨハネの血を連想させることからと言われていますし、
西洋オトギリソウという和名も、兄弟の争いののち、兄が弟を切りつけた時の血が
この草についた。という由来からという、
どちらも血を連想させるハーブです。
私も試しに実験してみました。
ハーブの授業では葉をもむと、と教わりましたが、葉からは赤い汁は出ませんでした。
咲き始めの黄色いお花をもむと、

赤い汁がでました。
セントジョーンズワートの赤いオイルは外傷や火傷に良いといわれています。
抗炎症作用があり、すり傷や打ち身、リウマチなどに。