ルバーブのタネ
2013年 07月 29日
フランスやスウェーデン、オランダなどから買ってきたタネはまた買いにも
中々行けませんので(笑)、できたら、タネを取るようにしています。
F1品種のタネは取っても、同じものが出来ないので、意味ないのですが、
ハーブはF1のものはあまり見かけません。
そこで、せっせとタネを採取するわけです。
ルバーブは赤い茎の品種は中々出回っていません。
私も以前、色々探して、そういう特別な品種は他所に出さないようにしているのを知りました。
その方が価値があがりますものね。
ほら、北海道の大豆、たまふくら なんかもそうですよね。
あれも、タネを産地の農家の人以外には売らないようにして、家庭菜園の人が
興味本位で栽培したり、どこでも手に入らないようにしているので、
みんなが、「たまふくら、たまふくら」という訳です(笑)
ルバーブも日本のメーカーでのタネの販売がなくなってしまいましたので、
イタリア、フランス、アメリカ、スウェーデン、外国に行くたびに、ルバーブのタネを
見つけては栽培しています。
タネでまくと、緑の強いのから、赤が強いのまで様々出るので、
その中から赤いのを選りすぐって、苗にするのですが、
小さいうちは意外に赤が強いものでも、大きくなると緑っぽくなってきます。
まれに、大きくなっても赤いものは中々茎が伸びず、生育が弱い感じがします。
今のところ、なるべく赤い茎のを選んでお買いものしてもらうしかないのが現状です。
こんなに苦労して、栽培しているのですが、レジで、「これ、大きくなっても赤いですか?」
とか、「このルバーブは赤い品種でしょうか?」と言われるたびに、このルバーブ事情を
お話ししないといけないのですが(泣)
「まあ、そうなんですね。分かりました。ではなるべく赤いのを下さい。」と言って下さる
お客様はまれで、
「じゃあ、止めます」と言われるたびに、「はぁー」と、ため息をつきたくなります(涙)
東大卒で、イケメン、性格もすっごく良くて、稼ぎの良い結婚相手を見つけるくらいの
難しさです。。。
私も、大きくなっても真っ赤な茎の特別品種のルバーブ、販売したいですね(笑)