タネを買いに来る、海外のお客様
2013年 08月 25日
買いに来られました。
日本のお花のタネが欲しかったようで、しかも、タキイ種苗のタネ指定でした(笑)
生憎、8月ともなれば、お花のタネだって、ほとんど無くて、
その中から、アイ、ベニバナ、ほおずき、桔梗など、日本っぽいものを
一生懸命おススメしましたが、しまいには、スカビオサやトルコキキョウなど、
日本っぽいのかな?と思うものも、メーカーもなんでもよくなって、
たくさんタネを買っていかれました(笑)
オーストラリアは日本と季節が逆ですから、ちょうどこれから春になって、
タネまきをする時期ですものね。
ちょっとご年配の、かわいいご夫婦でした。
年に何回か、海外からのご旅行中のお客様がタネを買いに来られます。
だいたい、野菜のタネを買いに来られるのですが、
大根とか、枝豆とか、あんまり海外になさそうなのをおススメします。
私も旅行に行くと、現地のタネ屋さんを探して、必ず買いに行くので、
なんとなく他人事ではない感じがします。
日本に住んでいる外国人の方はやっぱりハーブのタネを買っていかれる方が
多いです。
やっぱり、身近なハーブを育てて、お料理に使いたいと思うからなのでしょうか?
そして、海外に住んでいるお知り合いや、ご家族にタネを送ってあげたいという方も
結構多いのに驚きます。
冬の変な時期に買いに来られるので、なんでかな?っと思うと、「アメリカに送りた
いのです。」と言われたりします。海外では中々手に入らない様な日本の野菜を
食べてもらいたいという気持ちなのでしょうか?
日本では見慣れた何でもないものも、外国の方から見ると、珍しくて魅力的なもの
だったり、私が「イタリアの野菜ー!!」とウキウキするのと同じように
別の国の方が、ウキウキするのかな?と思いながら、なるべく頑張って、お手伝いを
しようと思うのですが、だいぶ英語が話せなくなってきました(笑)
昔はもう少し話せたと思うのですが、帰国して10年。
残念だわー。と思うのですが、いたしかたありません。
脳みその許容量って、決まっているのでしょうか?帰国した頃は、もう少し英語が
話せましたけれど、日本語の四字熟語は完全に忘れていました(笑)し、
銀行や市役所などの窓口で言われたことは、まったく分からなくて、何回も聞き返した
くらい、日本語の能力が落ちていました。
日本語の能力を取り戻すほど、英語を忘れていく感じです(笑)私だけでしょうか?
そういえば、ノルウェーではまったく日本語を話す機会がなかったので、
1年後、スペインに渡り、初めて、日本食のレストランに行った時、日本人の
ウェイトレスさんに、注文しようとしても、どういう風にしゃべったら良いのか分からなくて
英語で注文して、友人に驚かれたことがありました。自分でもその時はビックリしました。
頭では日本語は分かるのですが、口をどのように開けたらいいのか分からなく
なっていました(笑)
しかも、ノルウェー語で話しちゃう日本人でだったので、語学学校でも
「ケイコは何人なんだ?」と、けげんな顔をされましたが、スペイン語を1つ覚えると、
ノルウェー語を1つ忘れるという感じで、せっかくの経験が全く身につかないという
残念な感じです(笑)
こちらはスウェーデン(ストックホルム)にあった種屋さん。
ものすごい数のタネがずらずらずらーっとABC順に並んでいました。
夢中で、タネを大量買い、シャベルやグッズも買って、
2時間くらい居座って、3万円くらいのセレブ買いでした(笑)
海外で、種屋さんを見つけるのは中々大変ですが、珍しいお花や、お野菜のタネが
見つかると、ものすごいテンションがあがります。
さて、このご夫婦、「足湯に行きたい」という事でしたので、湯の川温泉の電停の
近くにある無料の足湯をおススメしておいたのですが、上手く行けたでしょうか(笑)?
こういうことがあると、急に英語の勉強をしておかなければいけないような使命感に
かられ、ついテキストなどを広げてみたりするのですが、三日坊主です(笑)