倉敷、大原美術館
2014年 02月 09日
実は岡山、以前のお仕事で年に2,3回は訪ねていたので、何となく親しみがあります。
ですが、それはもう何十年も昔の話。。。
今回行ってみて、駅前だけでも全然分からなかった。すっごく変わっていました(笑)
ちょっと時間がありましたので、どうしようかなーとパンフレットなどを見てみましたら
大原美術館。。。あっ、聞いたことがあるな。せっかくだから、行ってみましょうと
倉敷まで電車で向かいました。
倉敷は美観地区という古い街並みを残したエリアがあります。
大原美術館はこの美観地区の中にありました。

建物も良いです。
この美術館はエル・グレコの”受胎告知”で有名ですね。

ですが、改めて入ってみて、「何これーーー!?」の充実具合で、驚きました。
モネ・マネ・ルノアール・ゴーギャン・ミロ・マティス・ピカソ・モディリアーニ・カンディンスキー
シャガール・ユトリロ・ドガ・ロートレック。。。
もう、有名どころのお宝がザックザクです。
私の大好きなジャコメッティやクレーもありました。
普通、美術館って、有名な絵画がポツポツあって、結構ピックアップしながら、
これ見たし、これも押さえたからいいね。っと言う具合に、あまり有名ではない絵画の中に
良いのがあって、という感じが多いのですが。。。(失礼かな)
ここの美術館は1枚1枚、全部有名な画家の絵。という充実感。
驚きました。
小さな美術館ですが、このコレクションはすごいです。
ここ、絶対一度訪れるべきです(笑)
そして、一番長時間見入ってしまったのは、

すごい。レオン・フレデリックの”万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん”
日本語のタイトル「うーむ。」と思いましたが、
英語のタイトルの方がシンプルでしっくりきます。
”All Things Return to the Death,But God's Love Creates Again”
ハガキなのでイマイチ迫力は伝わりませんが、横長の大きな絵で、天井に近い壁一面に
あります。
そして、外にあるミュージアムショップもステキでした。
そのミュージアムショップを出ると、美観地区の街並み。


キビ団子屋さんや、お豆のお店や、お土産物やさんがたっくさんありまして、そのお店を
ブラブラ眺めながら歩くのがとても楽しかったです。
倉敷川には何と、白鳥が!

そして、帰り道に

満開の桜を発見!!

ヒマラヤザクラですって。冬咲きなんですね。
この日は寒波で、岡山も雪がチラつく様な寒さだったのですが、
やはり桜の花を見ると、冬の気がしません。
美観地区、倉敷駅から歩いて10分ほど。
また行きたいです。