バジル色々
2014年 05月 28日
色々作っているわりに、きちんと説明しない為、
普通のバジルしか売れないということに気が付きました(笑)
ここで、ひとつご説明しておきます。
一番一般的なのが スィートバジル
バジルというと、こちらです。
言わずと知れた、パスタやトマトとモッツアレラチーズとのサラダなどには欠かせない
ハーブです。普通は生で使います。
乾燥したものとは香りがまったく違いますので、やはりぜひ自家製のバジルを育てて
お料理に使いたいです。
そのままひょろんと育てて、葉を1枚1枚収穫しても、株は良くなりません。
2節目くらいで、摘芯(上をカット)しますと、脇芽が伸びてきます。
そうすると、1本が2本になりますので、葉の数も2倍に。
この要領で、収穫は頭の上を摘む。という感じで収穫がてら摘芯しながら
育てていきますと、どんどん葉の数が増え、葉の数が増えると茎も太くしっかりして
丈夫になって、収穫量もあがります。
さらに、花芽が付くのも遅くなりますのでより長く収穫できます。
お花が咲いてしまいますと、葉は硬くなり、株はどんどん老化していきます。
タネがついて、もう新しい葉はでなくなってしまいますので、
より長く収穫したい方は花芽が付いてきたら、蕾のうちに
摘み取るようにしてくださいね。
私は夏の終わりくらいには、全部まとめて収穫してしまい
バジルペーストにしてしまいます。
紫色のバジル、ダークオパールバジル
香りはスィートバジルと似ています。(若干マイルド)
彩りとしてサラダに使ってもいいですし、一番のポイントは
ビネガーやお酢に この葉を入れると、ビネガーがキレイな赤い色に染まること。
ぜひ1度お試しください。
後の使い方はスィートバジルと同じです。
育て方も一緒。
BRANさんがこの赤いバジルでバジルソースを作っていましたね。
私は赤で作ったことがなかったのですが、なんと、緑になってしまうのですね(笑)
レタスバジル
スィートバジルより葉が大きいタイプです。
この写真ではあまり違いが感じられませんが(笑)
香りもマイルドで、もう少しお野菜感覚で使えます。
レタスの代わりにサンドイッチに挟んだりなんて使い方も。
もちろんスィートバジルと同じ感覚で同じように使えます。
香りがマイルドなので、香りがきつ過ぎると思われる方はこちらを使われても
良いかもしれません。
レモンバジル
レモンの香りのバジルです。
姿も違いますね。
よわよわしげですが、意外に丈夫。レモンの香りを生かして、サラダのアクセントに。
ブッシュバジル
細かい葉がブッシュ状にまあるくつくバジル。形も可愛いです。
もちろん、この細かい葉を摘んで、サラダやパスタにも使えますが、
実は香りが一番良いので、バジルソースを作る方は必ずコレでなくてはと
選ばれます。
ホーリーバジル
昨年やっと、メジャーになったバジルです(笑)
抗酸化作用が高いことでも知られています。乾燥させてお茶にして飲んでも
良いですし、生でサラダにして食べてもOK。
私はお茶が好きです。とっても飲みやすいです。
インドではトゥルシーと呼ばれ、聖なる草としてとても大事にされているそうです。
ガパオライスに使われるバジルはこちらのホーリーバジルです。
蚊よけの効果もあるそうで、玄関前や窓辺なんかに植えても良いですよ。
スィートバジルとは全く違う、独特のとっても強い良い香りです。
お花も濃いピンク色でキレイです。こちらはお花が咲きだしたあたりから
独特の香りがプンプン漂い始めます。
今年のバジルのラインナップはこの6種類です。
だいぶ暖かくなり、そろそろバジルの植え時になってまいりました。
スィートバジルの2回目が良い感じにプリプリっと育ってきました。
頃合いです(笑)
何度も言いますが、店頭にはおいてませんので、レジで「バジル下さい」と
言って下さいね(笑)