外の苗と中の苗
2014年 06月 14日
お客様が時々、室内にポットのままお花を飾って楽しみたい。
とおっしゃるのですが、ダメじゃないけれど、ちっともいいことないですよ。と
こたえます。
小さなポットのお花も、適切な時期に花壇や大きな鉢に植え替えてあげると
2倍~5倍くらいに大きくなって、3か月とか半年とかお花を楽しむことができます。
ですが、小さなポットのままだと、私のように液肥を頻繁に与えて、一生懸命
お手入れをしても、2ヶ月が限界でしょうか。。。
そして、ポットのまま室内でとなると。。。もしかしたら寿命は2週間くらいにまで
短くなってしまうかもしれません。
こちら、5月30日に入荷したブラキカム。
向かって左はずっと店内に置いておいたもの、右は入荷翌日から外に並べていたもの
6月10日に撮影
驚きませんか?
店内でも、よくディスプレイとして、お花の苗をブリキのバケツや、可愛い入れ物に
そのまま入れて、飾るのですが、長くても1週間くらいで、別のお花に取り替えます。
そのままずーっとは無理なのです。
一生懸命お水や液肥をやっても、窓辺に置いてみても、
やっぱり、1週間くらいで取り替えてあげないと、容器に隠れていた葉が黄色くなって
いたり、蒸れて腐れていたり、次の蕾が全然付かなくなってしまったりします。
だから、室内で育てるなら、切り花感覚で。とお話しします。
そんな風に割り切って、季節のお花を室内に可愛く飾って楽しみたい。と決めたら
それはそれで私は良いと思いますよ。
もちろん、室内の得意なお花もあります。
ミニバラとか、ゼラニウムとか。
自分のライフスタイルに合わせて、短い期間でも切り花感覚で楽しむ、
室内向きのお花を育てながら長く楽しむと、上手く選択していただけるといいかなっと
思います。