ヒヤシンスの水栽培
2014年 11月 15日
子供の頃とかやりましたよね。
ミニチューリップやミニスイセン、クロッカス、サフラン、ムスカリ。。。。
色々な春用球根を冬に水栽培で楽しみます。
お部屋でやると、2月3月頃に可愛いお花を窓辺で楽しむことが出来て、
ちょっと春先取りで良いのですよね。
よくお客様に水栽培のやり方を聞かれるのですが、
一番大事なコツは寒さにあてることなんです。
春用球根は冬の寒さのあと、暖かくなって芽が出てきますので、
お部屋の中でずーっとでは上手に咲けないので、
室内での栽培の場合は初めに1ヶ月くらい、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
私はいつも新聞紙にくるんで、入れておきます。
1ヶ月ほど寒さにあてたら、お好きな容器に球根をセット。
お尻のところまでお水を入れておきます。
根が出るまでは薄暗い所に置いておくと、根が出やすい。
根が出てきたら、根がお水に付いていればOK。
根が出てるのに、いつまでも球根のお尻までお水を入れていると腐りやすいので
注意が必要です。
後は窓辺かなんかの日当たりの良い所に置いて、水が少なくなったら足しているだけで
どんどん成長して、まだ雪の積もっている頃にお花が楽しめます。
昔は水栽培用のプラスチックの容器が売っていたのですが、最近はあんまり見かけなく
なってしまいましたね。
うちにも、よく、お客様が水栽培するのに良い花瓶や容器を探しに来られますので、
いつもガラスの花瓶などを仕入れに行く時は「こんなの使えないかな?」
「これなんかどうだろう?」と気にするようにしています。
今年は代用品ではなく、ちゃんとした水栽培専用ガラス瓶を発見!
シンプルなガラスの容器で
大人の私たちにぴったりな水栽培ポットではありませんか(笑)?
水栽培が終わった後は、普通に花瓶として使用してもOKですよね。
私は一番、ヒヤシンスの水栽培が好きです。
だって、あのお花が咲いた時の香りが、ものすごく良いんですもの。
早春に部屋中ヒヤシンスの甘い香りがプンプンただようと
「早く春にならないかな!」と、いてもたってもいられなくなります。
3月に北欧のスウェーデンに行った時も、まだまだ冬のようで、道にお花はありませんでしたが
店先に黄色のスイセンとカラフルなヒヤシンスの水栽培がいっぱい並べられていました。
みなさんが次々にその水栽培を買って、嬉しそうに抱えて道を歩いて行くのを眺めながら、
春までのもうちょっとの気分をこの水栽培で埋め合わせするのかな?と思いました(笑)
なんとなく、そんな風に春を待ちわびれたらうれしいなと、毎年水栽培を作ります。
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