同じお花でも色は微妙に違います
2015年 07月 13日
同じピンクのアナベルですが、やっぱり株によってもお花の色は
若干違います。
微妙な色味なのですが。。。
また、植える場所によってもお花の色は変わります。
日陰に置いてるピンクのアナベルはこんな色で

南側に置いてるピンクのアナベルはこんな色

咲き始めや、咲き終わりも変化しますし、
どのタイミングで切り花にしたのかによっても違います。

そこのところが楽しみの一つでもあるのですが。。。(笑)
結構お花の色にこだわられる方がいらっしゃいます。
そうですよね。
お庭全体の調和や、テーマカラーなんかを決めてお庭づくりを
されていたりすると、ちょっとした色の違いもアンバランスにつながります。
よく、株はこちらの方が良いのですが、お花の色はこちらが好き。
これも、そのうちこんな風になりますか?
と聞かれたりするのですが。。。
いやー、ちょっと無理じゃないでしょうか?
それぞれの特徴ですので。。。
斑入りの葉っぱなんかも、緑の強いのや白の強いのが
あって、これからこんな風になりますか?って、よく聞かれます(笑)
そして、この色味が本当にその年の天候に左右されたり、
環境に影響を受けます。
同じ株でも、寒いと色が濃くなったり、暑いとボケた色になったり、
反対に品種によっては寒い時期はパッとしないけど、暑くなって太陽が
ガンガンになるほど色が濃くなったり。
長年、お花を見ていると分かるようになってくるのですが、
以前、お客様が「完璧なお庭づくりをしたいので、絶対失敗したく
ないんです。このバラはこのラベルのような色なんですか?」っと
お尋ねになって。。。。
本当に言葉に困りました。
完璧という言葉に自信がないたちなので、
「止めておいて下さい」と答えました。
完璧とは程遠いうちのお庭ですが。。。(笑)
適当に植えたのですが、ピンクのベロニカとブルーのゲラニウムが
すっごくマッチして、この空間が大好き。。。

そのうちゲラニウムは大きくなりすぎて、ベロニカはお花が終わるので
ほんの一瞬のハーモニーなのですが。。。
毎年、これを見るたびに癒されますー。
あれ?今日は何の話をしてたんでしたっけ?