球根は一番に購入して、タイミングを待つ
2015年 09月 16日
今回はお庭に植える場合です。
まず、球根を植える時期ですが、今はまだ早いです(笑)
秋植え球根は基本的に寒さにあたってから、暖かくなると
芽が伸びてくるようになっているのですが、
近頃、暖かくなったり、寒くなったり。。。と不安定なお天気が多くて、
うっかり、寒くなった後に、また暖かくなって、秋のうちに芽が出てしまったり
しては大変ですので、
球根は10月中頃以降にでも植えて下さい。
遅くても全然大丈夫です。
さすがに、雪が降ってからでは、植えこむ人間の方が嫌だと思いますので
まだ、外に出ても風邪をひかない時期にでも、お願いいたします(笑)
ですが、球根の購入は断然早い方がお得です!
球根植物は球根に蓄えられた栄養の力で大きくなるといってもよいので、
大きくて、充実した、立派な球根を選ぶほど、成長もよく、お花も
キレイなんです。。。実を言うと。。
ですから、球根歴の長い園芸好きさんほど、入荷を待ち構えていて
一番に買いに来ます。
そして、1球、1球、見比べて良いものを選びます。
私も以前、両親の店を手伝っていました時は
「良いのを選んで頂戴、10個」などと、よくお客様に言われたものです。
ですので、だいぶ鍛えられました(笑)
良いものから売れていきますので、後になるほど。。。(汗)
ましてや、年を越してからなんて、やめた方が良いです。
(小さな声で言っておきますけれども)
いち早く球根は購入し、植えるまでは常温管理で大丈夫です。
物置に置いておいてもよいですし、リビングなどでもOKです。
ガーデニング気分を盛り上げたい方は
カゴにでも球根を入れて、スタンバイしておいても良いのではないで
しょうか?(笑)
私は缶に入れたりして、気分を盛り上げていますけれども。。。
何か、準備をしながら、タイミングを待つ。。。
こういうのが楽しみです。
そして、時期になりましたら、植えたい場所に植えます。
深さはだいたい球根3個分です。
球根は苗と違って、1ヵ所に5,6球くらいまとめて植えるのが良いです。
チューリップでも、クロッカスでも、ムスカリでも、スノードロップでも。
その方が、春に咲いた時見ごたえがありますし、
成育も断然よいです。
苗の場合は適度な空間が無いと、大きく広がれないので、
株間を取って植えますが、
球根やタネは仲間がいた方が発芽率も良いですし、競争するからなのか
成育が良いのです。
肥料は植える時に土の中に緩効性の肥料をパラッと混ぜ込んで
置くと良いと思います。
後は、何にもしません。
水やりもいりません。
お庭に植えるのが一番簡単です(笑)
スズラン水仙
次回は鉢植えで作る球根の植え方をお伝えする予定。。。。