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球根の鉢植え栽培

鉢植えで球根を植える場合は色々なパターンがあります。


プラスチックや、樽など、凍って鉢が割れない様な容器に
肥料を混ぜ込んだ培養土を入れ、球根を植えます。

この際、球根はぎゅぎゅぎゅっとくっつけて植えた方が、株もまとまって
咲いた時の見栄えも良いです、発芽も、成長も良いです。

鉢は深さのあるものの方が良いです。

お庭植えの場合、だいたい球根の3個分の深さに植えるのですが、
鉢の場合、3個分にしたら、鉢の底に付いてしまって、根が張るスペースが
なくなってしまうのも困ります。

かといって、浅いと、霜が降りた時、寒さにあたりやすく、腐ってしまうリスクも
高くなります。

ここのバランスを取るのが鉢植えの難しさでしょうか?(笑)

ですので、深さのある鉢だと、根の部分のスペースを確保しつつ
球根を植える深さも取れるかと思います。

こちらも、植えるのは10月中過ぎで、OKです。

鉢ごと外に出しっぱなしで、雪の下になって、冬を越し、春に球根の
寄せ植えが楽しめます。

もし、ちょっと早めに咲かせたい方は2月くらいにでも、玄関フードに
入れて置きましたら、すぐに芽が伸びてきて、早くお花が咲くと思います。

春の先取りが出来ます。

ゆっくり、みんなと同じペースで、という方は
そのまま外に置きっぱなしにしておくと、お庭で咲いている頃
寄せ植えのお花も咲いてくれると思います。

球根の鉢植え栽培_a0292194_2354115.jpg


3月に東京で見たチューリップの球根とお花の寄せ植え

函館の場合、お花も一緒に。という訳にはいきませんので、

チューリップの球根だけ植えて準備しておいて、春に隙間にお花の苗を
植えてみると良い感じではないでしょうか?


小さな鉢や容器に植える場合はこのような奥の手も

球根の鉢植え栽培_a0292194_22401650.jpg


球根の鉢植え栽培_a0292194_2240372.jpg


球根を半分くらい出して、植えます。

外に出しておく場合は枯れ枝や葉をかけておいて、冬越しさせ、

雪どけ後は日の当たる軒下なんかに置いておきます。

玄関フードやサンルームなんかでも良いとお思います。

早春に可愛い鉢植えのお花を室内で楽しむことが出来ます。

室内に置きっぱなしは良い花が咲かないので、1、2ヶ月は外の寒さに
あてた方が良いです。

ヨーロッパではこういう植え方が多いです。

球根の鉢植え栽培_a0292194_22465355.jpg


スウェーデンのローゼンダールという所にあったスイセンの鉢植え。

ブリキのポットや、カゴなんかに植えてみても可愛いです。

球根の鉢植え栽培_a0292194_22511287.jpg



半分出しておく植え方は球根に霜があたると、傷みやすいので、
微妙な寒さ対策が必要になってくるのですが、見た目も可愛らしく、

容器も色々遊べて楽しみが増えます。


鉢植えにした球根は毎年、その鉢で、というのは厳しいので、

お花が終わりましたら、葉っぱはつけたまま、お庭の隅にでも植えておくか、

鉢ごと、地面に埋めてしまって下さい。

そして、肥料をパラパラっと周りにあげておいて下さい。

球根の種類にもよりますが、また来年もお花は楽しめると思います。


環境や、やりたいプランによっても、アイディア色々ですので、

後は店内でお尋ねくださいね。


最後は水栽培のやり方をお伝えしようと思います。
by solaogplanta | 2015-09-17 09:20 | 園芸&栽培

お店のお庭で育てているハーブやお花についてや家庭菜園のことなど


by solaogplanta
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