耐寒性のあるハーブの鉢植えでの冬越し②
2015年 11月 15日
一番楽な方法はやはり外で冬越しさせる方法なんです。
私は耐寒性のある多年草のハーブや、お花はポットのまま
外で冬越しさせています。
寒くなってきますと、ポットの苗はすべて、短く剪定してしまいます。
こんな風に短く剪定してしまうと、強制的にお休みタイムになりますので、
水やりは不要になります。
私も外の水やりはしなくてよくなり、出張にも行けるようになるわけです(笑)
すごーく寒くなるまではこのまま放置(笑)
いよいよ霜が降りだす頃になりましたら、
このポット苗の上に剪定して貯めてきたハーブの枯れ枝をかけます。
コモンセージや、ミント類の茎ごとバッサリ切ったものなんかが
使い勝手が良いです。
セージやミントには殺菌作用や抗菌作用も満載ですし。
落ち葉と違って、水分を含んでべったりくっついたりもしませんので、
蒸れ対策にもつながります。
他にも虫除けハーブのタンジーやワームウッド、サントリーナなどの
乾燥したものなんかも良いですね(笑)
下に茎や枝ものを敷き、葉っぱ系のハーブを上にかけるとより防寒になります。
こうして冬越し対策をして、冬を迎えます。
植木鉢の場合も同じ要領です。
もし、地面があるなら、植木鉢ごと埋めると、根は守られやすくなります。
コンクリートやレンガの上より、土の上の方がより安心です。
ベランダの場合は壁際に集めて置いておく方が、より暖かですし、
鉢の周りをムシロやプチプチで巻いておくと、寒さ対策になります。
その年の寒さや雪の具合によっても大いに関係しますので
100%ではありませんが、
こんな方法だと、人間の手間は少なくなります。
お庭に地植えしている多年草のマルチングにもこの乾燥ハーブ作戦は
応用できます。
マルチングの時期ですが、
あんまり早くからかけておくと、蒸れの原因になります。
ポカポカ陽気が続いたり、雨が降ったりしますと、湿ったマルチングが
かえって、植物の根を傷めてしまうことにもなりかねませんので、
私は霜が降りだす頃にマルチングをしています。
まだ、もうちょっと様子見中です(笑)
霜が降りちゃってからでも大丈夫なんですか?
うーん、耐寒性のある多年草タイプなら、何度か霜が降りてからでも
全然大丈夫です。
雪が降り出す頃に、ノロノロやっても大丈夫だと思います(笑)