ノルウェーの旅⑬ハルダンゲルフィヨルド
2016年 03月 20日
ソグネフィヨルド観光の拠点です。
ノルウェーの旅を始めて、初めて、こんなに大勢人がいる光景を
見ました。ユース&キャンプサイトにはたくさんのツーリストが。
ソグネフィヨルドはノルウェー最大のフィヨルドです。
フェリーからの眺めは本当に素晴らしい景色で、
初めて見た時の感動は今でも忘れません。
ノルウェーに留学を決めたのも、この景色の中で
長く過ごしてみたかったからです(笑)
ソグネフィヨルドはもうすでに3回ほど堪能していましたので、
私はここから、ハルダンゲンフィヨルドへ向かいます。
フロムを7:00に出発、ヴォスでバスを乗り換え、ロフトフースへ。
ハルダンゲルフィヨルドは5月の花の季節が良いそうで、
リンゴのお花とフィヨルドの景色が素晴らしいはずなのですが、
生憎お花は終わっていて、ちょっと遅すぎました。
ユースホステルも近くにないという事なので、
このまま大都市ベルゲンへ向かうことにしました。
雨も降り出し、なんだか疲れて、ベルゲンまでのバスを待っていると
2階建てのバスでドイツ人の観光ツアーの皆さんが到着。
休憩らしく、あちこちで美味しい匂いが
プラスチック容器に入ったアツアツのスープとパンを食べています。
隣のベンチで食べているおばちゃんに
「わぁー、美味しそうですね!」と、話しかけると、
「あら、あなたもあのバスで、もらえるから行ってらっしゃい」と言うので
行ってみたら、「ツアーの皆さんのランチですから」と言われ、
(当たり前です(笑))
すごすご戻ると、手ぶらで帰ってきた私を見たおばちゃんは
「なーにー!ケチね。いいわ、私がもらってきてあげる!」と
親切に私の分を持って来てくれました。
お豆のスープとソーセージとパン。ドイツらしいランチ。
ツアーの皆さんとすっかり仲良くなり、
「おいしかったかい?」と、皆に話しかけられながら
アツアツのスープを頂いて、これで、すっかり心も身体も元気になり、
はりきって、ベルゲンへ向かうことが出来ました。
こちらはソグネフィヨルドのフェリーからの景色
童話の様な世界です。
つづく