ブルーベリーガーデンのはずが。。。(汗)
2016年 05月 21日
大昔にブルーベリーを植えた時、間違った植え方をしていまったせいで、
10年間も実がつかなかったという苦い経験がありますので、
今回はきちんと事を進めていこうと思いました。
南側の日当たりのよい場所を選び、
しっかり穴を掘って、ピートモスをたっぷり入れて、
植えこみました。
ここ一面をブルーベリーガーデンにしようと計画。
一冬超えて、春先に見に行きましたら、
しっかり根付いている様子。
「よし!大成功!」と思っていましたが。。。


なんと!?この場所は球根の場所でした(涙)
秋に植えたので気が付きませんでした。。。
びっくるするくらい、びっちり水仙などの球根の葉っぱが
しげってしまいました。
その隙間に、ひっそりとブルーベリーが
健気にお花を咲かせています。
かわいそすぎる(涙)
これではブルーベリーガーデンどころではありません。
これから家族の者の了承を得て、球根を掘り起こす予定。
よくお客様にも尋ねられます。
「球根が植わっている場所にお花を植えたいんですけど、
どうしたらいいですか?」って、
どうも出来ないです(笑)
地面は一つ。
一つの椅子に二人は座れないのです。
球根の葉っぱが枯れてしまった後に
一年草のお花を植えることは出来ますが、
宿根草は植えられないのです。
園芸相談のカウンセリングでも、よく相談されます。
ご両親のお庭を引き継いだ方なんかは
あちこちで幅を利かせている水仙やチューリップの球根を
整理しなければ、結局新しいお花は植えられないのです。
せっかく咲いているのに。。。とそのままにしていては
いつまでたっても自分のお庭は出来ませんので。
うちのお庭も親子三代で引き継いできました。
祖父の庭から、父の庭に、
そして今はどんどん私の庭になっています。
毎年毎年、ものすごい数の球根を掘り起こし、
嫌いなお花を引っこ抜いています(笑)
そうして出来た場所に、新しいハーブを植え、好きなお花を植え、
こうやって果樹までどんどん増やしております。
私が子供だった頃、祖父の庭だった時は一面大根畑だったところが、
私が帰ってきた時にはジャーマンアイリスがいっぱいになっていて、
今、そこはハーブガーデンです(笑)
せっかく根付いてくれたブルーベリーのためにも
何とかしなくては。。。
今年は新しく、ローブッシュのブルーベリーを植える予定です。
我々、北海道の人間が植えているのはハイブッシュのブルーベリーです。
うちが苗木を作って作ってもらっているブルーベリー園の方のご自宅で
ローブッシュのブルーベリーを見せてもらって、ひとめぼれ(笑)
コンパクトな姿に青い実がびっしりついていて、
小さな実は野性味にあふれ、心が奪われてしまいました。
その場でお願いして、苗木を作っていただくことに。
二年待って、とうとう今年、届きました。
こちらのローブッシュタイプはコンパクトな樹形ですので、
鉢植え向きですし、一本でも良いそうです。
土もあまりピートモスにこだわらなくても大丈夫なのだそうです。
ちょっと玄人好みのブルーベリーかもしれませんが、
ブルーベリー好きな方や、すでにもう、たくさん植えている方などには
面白いのではないでしょうか?(笑)