花がら摘みのススメ
2016年 06月 14日
この終わったお花をきちんと取っている人と、取っていない人では
お花の花付きも、寿命も大きな差が出てしまいます。
次のお花が全然咲いてこない。とか
さっさと終わってしまった。とかいう場合は
もしかしたら、きちんとお花を摘んでいないのかもしれません。
まさか、しぼんだ花びらだけを摘まんで、取っているだけなんてことは
ないですよね?
もしくは、終わった花は干からびて、勝手に落ちるので大丈夫でしょう?
なんて、思っていませんよね?
だったら、お花を取っていることになっていないかもしれません(汗)
花びらだけつまむと、スーっと花びらだけが取れてきますが、
額の部分が残ってしまいます。
そのままにしていますと、そこに種が付きます。
この種をつけないようにするために、せっせと花がら摘みをしているのに(汗)


これが種。
ですので、お花は茎ごとカットして下さい。
私はお花の下の茎のところを爪で挟んでちぎり取っています。
毎日毎日取っているのですが、
それでも、この種付きの茎がいっぱい見つかります(驚)
お花は別に私たちに見せるために頑張ってお花をたくさん咲かせてくれて
いるわけではありません(笑)
子孫を残すために咲いているのです。
タネがたくさん付いてきましたら、お花の役目は終わります。
だから、タネがついてしまって、「お疲れさま!もう咲かなくていいですよね」
と、このサフィニアたちが自覚する前に、
タネが付かないように、お花を取ってしまうわけです。
そうすると、役目がいつまでも終わらないので、ずーっとお花を咲かせてくれる
ことになります。
考えてみると、ちょっと酷な話ではありますよね(汗)
こんな風に無かったことにして、咲かせ続けていると、
本来以上の働きをさせていますので、栄養も使い果たし、株も疲れます。
ですので、「もうだめ!」っとなってしまう前に、
切り戻しをかけて、株を休ませるわけです。
2~3週間くらい休ませてあげると、また新芽が芽吹いて、新しい葉が茂り、
元気も蓄えて、お花を咲かせます。
せっかく咲いてるのに、何だか勿体なくて。。。などと言っている場合では
ないのです。
と、こういうわけですので、花がら摘み、よろしくお願いいたします!
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