ノルウェー留学の話⑥
2017年 02月 26日
そしてノルウェーの自然をたくさん見たり体験したりできました。
とにかくノルウェーは自然が素晴らしい!と思います。
山だらけですし、すぐに川やらフィヨルドやらがありますし、
こんな国で育ったノルウェー人たちは自然にとても慣れ親しんでいるように見えました。
アウトドアクラスの子たちは毎月の様に短期や長期で山に出かけていましたし、
ハンティングのクラスでは金髪でカーリーヘアーな可愛い女の子も、男の子たちに交じって、
普通に冬に歩くスキーを履いて、リュックにライフル持って、これから山へ行って
鳥を撃って、さばいて食糧調達しながら1週間過ごすの。なんていう授業をやっていました。
うっかり、このクラスにしなくてよかった。。。と心の底から思いました。
絶対についていけなかった(笑)
こんな本格派とまではいきませんが、遠足やレクリエーションで
普通に山登りがあったり、0℃近くある夜、テントの中でたき火をしながら
トナカイの毛皮の上で寝袋で寝るとか、冬に犬ぞりしたりとか、
たき火でソーセージを焼いてホットドックを食べるとか。。。(笑)
ちょっと今までの日本での生活から、かけ離れた世界を体験出来たのはすごく良かったな。
と思います(笑)
この学校での経験のお陰で、一人旅の時にも良い動きが出来ましたし、アクシデントにも
動じなくなりました。
5月中旬に学校が終わり、荷物をすべて日本に送り返し、
後は身の回りの物だけリュックに詰めて、1ヵ月ノルウェーを旅行しました。
もう2度とノルウェーに来ることはない様に感じたから。。。
学校が終わって、思ったことは、普通の人生を受け入れよう。という事でした(笑)
ノルウェーに来たら何か人生変わるかも?とか、私っていう人間がもしかしたら
全然別人になっちゃうかも?とか、自分の世界が変わっちゃうかも?
なんて思って、ノルウェーに来てみたけど、自分は自分のままでした(笑)
当り前ですが。。。(笑)
こんなとこ来たって、何も変わんないんだ。むしろ、自分の弱さばっかり見た。
ですが、これが良かった気がします。
今まで、他人の顔色ばかり窺って生きてきたように思います。
期待に応えることばかり考えて、
した方が良いのでは?するべきでは?しなければいけない。ということを
自然に考えてやっていましたが、
期待されていないノルウェーでの生活はとても自由でした(笑)
そして、1ヵ月の旅は常に自分はどうしたいのか?を自分に問いかけて進む旅でした。
ノルウェーの最後の場所オスロで、私を迎えてくれたのは
やっぱり心の友シグリーでした(笑)
シグリーは秋からオスロの写真学校に入学するため、オスロに住む叔母さんの家に
居候していたので、そこに私までお邪魔しました。
シグリーに見送られ、オスロのバスターミナルから、夜行バスに乗り込みました。
シグリー、本当に最後の最後までお世話になりました。
テントで寝泊まり、よくありました(笑)
普通に山登りして、頂上でお弁当。
ちょっと歩くだけで、こういう景色ばかりでした。
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