バラのお手入れ
2017年 06月 10日
皆様のお花、大丈夫でしょうか?
心配しております(汗)
こんなに雨が多いと、植え付けのタイミングも難しいです。
加湿になると根腐れしたり、病気が発生したり。。。
日照不足が続きますと、ちっとも大きくならなかったり、
そして、風が異様に強いんですよね。。。
函館は港町ですので、元々、風が吹く街です。
春は晴天の時ほど風が良く吹くので、慣れていたつもりなんですが、
今年は雨風がすごくて、ちょっとどうして良いのか分かりません(汗)
金曜日も風が吹き荒れていました。。。
バラの鉢植えがバタバタなぎ倒されていて、葉ももみくちゃになっていて、
今後の行方が心配です。。。
黒星病が発生しそう。。。
現在、チラホラ。。。バラのご相談が増えてきました。
先週はずーっと雨が続きましたので、ちょっとした晴れ間の夕方に
一度”有機のしずく”をかけて、うどん粉の予防をしておきました。
長雨が続くと、どうしても うどん粉病が発生しやすくなります。
私は普段から薬剤は極力使わない方ですが、4,5日雨が続いたり、
曇りばかりの日が続いた時には予防的に、病気になる前にかけておくと
大事には至りません。
風が強い日が続いた2週間後くらいに黒星病が発生します。
葉がこすれあって傷がついて、そこから菌が入り込み、潜伏期間ののち発生します。
この場合も発生してからだと治せないので、予防で薬剤をかけておくと良いと思います。
こちらは有機のしずくではちょっと物足りないので、
ちゃんとした殺菌剤の方が良いと思います。
お天気ばかりはどうにも出来ませんので、見守ったり、従うしかないのですが。。。
こういう時、いかに植物たちの側にいるかで生育が変わります。
大事なのは観察なんだと思います。
バラの栽培ですが、別に雨が続いた後にうどん粉病が発生するので予防すべき。
と習ったわけではありません。
長年、店のバラのお手入れをしてきて、雨が続いたら、うどん粉まみれになるな。
という事に気が付いたので、雨上がりのタイミングで薬をかけてみたら、
上手くいくようになりました。
私が飽きずに園芸のお仕事をやっていられるのも、毎年、毎回、全然違う。
からだと思います。
昨年と同じ。なんてことは1度もないです(笑)
つるバラのポンポネッラも、蕾が付いてきました。
春先は ちょっと調子が悪く、さすがにそろそろ寿命が来たのかと心配しました。
環境が悪いのに、何とか今年も咲いてくれそうです。
お店のバラたちにもざっくりと蕾が付いてきました。
咲くのが楽しみ。
ただ、蕾が付きだすと、アブラムシや、うどん粉病も付きやすくなりますので、
目が離せない時期でもあります。
・