床置きシュミレーション①
2017年 04月 06日
皆さん、センスがないので。っておっしゃいますけど、
センスがない人はいらっしゃいません(笑)
ただ、バラバラに置いてあるお花を見ながらでは寄せ植えのイメージが組み立てられないだけ
なんだと思います。
そういう時はまず、どれを使いたいのか、お客様に選んでもらって、
そのお花を中心にどんな風にお花を組み合わせると、どういう雰囲気になるのかやってみます。
床置きシュミレーションです。
例えば、今人気の ローダンセマムのマーキュリーを選んだとします。
マーキュリーのピンクのお花に合わせて、縁がピンクのオステオスペルマムを合わせてみると
こんな感じです。
オステオスペルマムはローダンセマムやマーガレットに比べてお花が大きめなので
加えることでパットします。
もう少しお花を入れたいという場合は主役や添えのお花より、地味目なお花を入れると
うるさくならないかもしれません。
ブラキカムは小花で楚々ッとしているのであんまり悪目立ちしません。
花ばかりはうるさすぎるかな。という方は葉物を入れるとよりナチュラルになります。
ベロニカのオックスフォードブルーで横に広がりを。
葉物を斑入りのイチゴにすると、また違った雰囲気になるかもしれません。
後で、白いお花が咲いて、イチゴが垂れたら、雰囲気も変わって楽しいかもしれませんし。
1つの主役を決めて、添えのお花と、葉物で結構様々なバリエーションが出来ます。
ポイントは3個ずつです。
丸い鉢の場合は1個、3個、5個。。。というパターンがバランスよく植える秘訣なんですが、
皆さん、必ず寄せ植えをする時、1個ずつお花を買われます。
同じお花を使っても、1個ずつだとなぜかしょぼくなります。
ボリュームが足りないわ。。。と1個ずつ増やしてみても。。。
同じ花材を使っているのですが、何となく決まらないです(涙)
寄せ植えに慣れてきましたら、1個ずつ種類の違うお花や葉物を植えこんで調和を
付けるという技ももちろん出来るのですが、上手く決まらないという方は
ぜひ、3個ずつの法則で植えてみて下さい。
1つ好きな花を決めて、それに合わせて、添えのお花と葉物を。。。と考えると、
寄せ植えの調和が取れてくると思います。
好きなお花ばかりを選んじゃうと、こういう事になっちゃう。
ローダンセマムも可愛いし、このマーガレットも可愛い。。。
これだと、どれが主役か分かんなくなる(笑)
寄せ植えの相談されるお客様にはこれをやって見せます。
そうすると、皆さん、「あっ、これいい!」とか、「白じゃなく黄色がいいかな?」とか、
「葉物の方がいいですね」とかすぐおっしゃいます。
ちゃんと、ご自分の好みも分かっていますし、バランスや、色使いのセンスもあります。
後は じゃあ好きな組み合わせを考えてね。と、仕事に戻るのですが、
皆さん、ちゃんとご自分で、寄せ植えのシュミレーションをして、
持ってこられます(笑)
応用は様々ありますが、寄せ植えできないと躊躇していらっしゃる方は、
ぜひ、この主役プラス3個の法則に挑戦してみて下さいませ。
私も、何とかマイスターとかの資格を持っているわけではありませんので、
もっと高度な寄せ植えをしたい方には不向きかもしれませんが。。。(笑)
ソラプラ流簡単寄せ植えということで。お許しくださいませ(笑)
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