バラの鉢植え栽培
2017年 09月 27日
私もお気に入りのイングリッシュローズなどは鉢植え栽培しているのですが、
庭植えのバラよりは寿命が短いです。
上手く育てるコツですが、鉢は毎年植え替えると良いです。
出来たら毎年1サイズ大きな鉢に植え替えてあげると、植え替えるたびに大きくなり
とてもよく成長します。
とてもよく成長し、新芽やシュートが伸びているうちは、虫も病気も付きにくく
鉢植え栽培は結構楽です。
水やりだけはしっかりやっていれば大丈夫です。
冬も戸外で冬越し出来ます。
我が家の初めて鉢植えにしたイングリッシュローズのグラハムトーマス。
庭植えすれば伸びるバラですが、鉢植え仕立てでコンパクトに育てることも出来ます。
本当によく育って、たくさんお花が咲いて、お客様にもいつも褒められてきました。
毎年、一回り大きい鉢に植え替えるたびに、急に大きくなって、
病気も虫も一切付かないので、無農薬で育てていました。
これが私が個人的に栽培した最初のバラでしたので、
バラ栽培って、超!簡単!と思いました(笑)
そのグラハムトーマスも、とうとう植え替える鉢が無くなり、(大きすぎて)
3年同じ鉢のまま栽培することになりました。
日に日に花の数が少なくなり、うどん粉病がつくようになり、
冬には太い枝が折れて、3年くらいでダメになってしまいました。
グラハムトーマスの鉢植え栽培に気をよくしていた頃、
2本目に選んだのがフレンチローズのスヴニールドゥルイアマード。
(最盛期の時のお花)
素晴らしい香りに惹かれて、わざわざ他所で買って、手持ちで汽車に乗って連れ帰り、
鉢植えにしました。
毎年びっくりするほどブリブリのお花が咲きまくって、
物凄ーく可愛がっていたのですが、
こちらのスヴニールも鉢替えできなくなって、4年。。。
年々、弱っていく姿を見ながら、心を痛めておりましたが、
今年、もう枯れ枝寸前の株を庭に植える事にしました。
2か月間、まったく無反応で、流石に決断が遅かったかと思いました。
あと1年早く植えておけば。。。よかった。
ですが、夏頃、新芽が伸びているのを発見。
すぐに黒点病まみれになるのですが、生きている証拠です。
新芽がすぐに汚い葉になるのですが、
戦っているね。と思いながら毎日見ています。
そうしたら、最近花まで咲いてしまいました。
わはは。シャクヤクみたいなお花です。
最盛期とは全然違いますが、来年、もっと力をつけて、元気になるでしょうか?
がんばってー。と思っています(笑)
と、何が言いたかったといいますと、
鉢植え栽培は毎年鉢を変えていれば、上手に栽培できますが、
3年くらい鉢を変えることが出来なくなると、弱って枯れてしまいます。
それ以降は庭に地植えするか、寿命を受け入れて、新しいバラに植え替えていくと
良いかと思います。
私は地植えより、鉢植え栽培の方が簡単でよく育つ気がしますが
長い目で見ると、地植えのバラは年数と共に強く丈夫になって、見事になる気がします。
どちらも良いです(笑)
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